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芝桜の会の考える真の復興
ステップ1(調査・研究・安全確保)からステップ2(防犯活動とコミュニティ創出)

2025年9月24日

芝桜の会の考える真の復興
ステップ1(調査・研究・安全確保)からステップ2(防犯活動とコミュニティ創出)

2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所事故は、福島の地域社会に大きな爪痕を残しました。芝桜の会(現:NPO法人日本予防医学総合研究所)は、この未曾有の出来事を契機として活動を開始しました。


【ステップ1:調査・研究・安全確保(2012年~2019年)】

2012年10月、代表の大河内晃は「現地で自分にできることを」と決意し、原発事故被災地に入りました。スリーマイル島やチェルノブイリ事故の詳細データが乏しい中、6年間にわたり独自に放射能調査・研究を実施。その成果をレポートとしてまとめ、福島県内13市の市役所や放射能対策部署、関連NPO法人、大学、全漁連などへ直接手渡しで寄贈し、1年間かけて情報共有を行いました。

この活動は2019年秋に一区切りを迎えましたが、翌年からは新型コロナウイルス感染症調査へと対象を広げ、地域の安全確保と健康被害の防止に努めてきました。


【ステップ2:防犯活動とコミュニティ創出(2021年~現在)】

2021年9月、南相馬市の復興総合計画・後期基本計画の支援を受け、「NPO法人日本予防医学総合研究所(通称:芝桜の会)」を設立しました。所轄庁は福島県庁です。

活動の柱は、- エビデンスのある放射線教育- 食を通じて病気を予防する学び- 原発事故の風化・風評・健康被害の防止これらを通じて、地域に根差したコミュニティの創出を目指しています。

本部は常磐線・磐城太田駅近くの土地にあり、100坪の敷地を「原野」として地目変更登記を完了。今後、トレーラーハウスを設置し、芝桜の植栽活動や住民主体の交流拠点として整備を進めています。


【防犯への取り組み】

一方で、平成24年から29年の除染作業が盛んな時期には、車両盗難・婦女暴行・薬事法違反などの犯罪が多発し、治安悪化が地域課題となりました。その経験を踏まえ、芝桜の会は防犯活動にも力を注ぐことを決意。福島県公安委員会認定の警備員指導教育責任者である門馬功次を理事長に迎え、安全なまちづくりを推進しています。


【今後に向けて】

芝桜の会はこれからも、「SNSによる正しい情報発信・防犯活動・コミュニティ創出」をキーワードに、地域に根差した活動を続け、真の復興を目指してまいります。

皆さまのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。


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芝桜の会では、活動に関するご質問やご相談、会員・寄付・求人に関するお問合せなど、広く受け付けております。

どうぞお気軽にご連絡ください。

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